楽天市場で商品ページを作成するとき、各入力フィールドには文字数やバイト数の上限があります。この制限を知らずに入稿すると、登録エラーや表示崩れの原因になります。

この記事では、RMS(楽天の店舗管理システム)で商品を登録する際に関わる全フィールドの文字数・バイト数制限を一覧で整理しました。

ECサイトの画面

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楽天の文字数制限一覧

楽天市場の主要な入力フィールドと、それぞれの上限をまとめます。

フィールド名上限単位備考
商品名255文字検索対象。全角・半角とも1文字
キャッチコピー87文字PC版で商品名の上に表示
PC用商品説明文352,000バイトHTMLタグ込み
スマートフォン用商品説明文20,000バイトHTMLタグ込み
PC用販売説明文352,000バイトHTMLタグ込み
商品画像最大20枚-1枚あたり2MB以下推奨
商品画像ALTテキスト255文字SEOに影響

注意: 楽天の仕様は定期的に変更されます。最新の制限値はRMSの公式マニュアルで確認してください。

「文字数」と「バイト数」の違い

楽天では、フィールドによって「文字数」制限と「バイト数」制限の2種類があります。

文字数制限のフィールドでは、全角文字も半角文字も1文字としてカウントされます。商品名やキャッチコピーがこれにあたります。

バイト数制限のフィールドでは、文字のエンコーディング方式によってカウントが変わります。楽天ではEUC-JPベースの計算が使われることが多く、全角文字は2バイト、半角英数字は1バイトとして計算されます。HTMLタグもバイト数にカウントされる点に注意してください。

商品名(255文字)の使い方

商品名は楽天内検索で最も重要なフィールドです。255文字という上限の中に、検索されやすいキーワードを詰め込む必要があります。

商品名に入れるべき情報

  • ブランド名・メーカー名
  • 商品の正式名称
  • 型番・品番
  • 容量・サイズ・カラー
  • 用途を示すキーワード(ギフト、送料無料など)
  • 季節・イベント系キーワード(母の日、クリスマスなど)

商品名は検索結果の一覧に表示されます。ユーザーがクリックしたくなる情報を前半に配置しましょう。検索アルゴリズムは先頭のキーワードを重視する傾向があるため、最も重要なキーワードは先頭付近に置くのがセオリーです。

商品名の具体的なSEO対策については、楽天の商品名SEO対策ガイドで詳しく解説しています。

キャッチコピー(87文字)の活用

キャッチコピーは87文字と短いですが、PC版の商品ページで商品名の上部に表示される重要な要素です。

キャッチコピーの効果的な使い方

  • ポイント倍率や割引率など、数字で訴求できる情報を入れる
  • 「送料無料」「あす楽対応」など、購入を後押しする情報を入れる
  • 商品名に入りきらなかったキーワードを補完する

キャッチコピーも楽天内検索の対象です。ただし、商品名ほどの検索ウェイトはないとされています。商品名の補助として活用しましょう。

PC用商品説明文(352,000バイト)の注意点

PC用商品説明文は352,000バイトという大きな容量が確保されています。HTMLタグを使ってリッチなページを作れますが、以下の点に注意が必要です。

HTMLタグもバイト数に含まれる

HTMLタグの文字列もバイト数としてカウントされます。装飾を凝りすぎると、実際の文章量よりも早く上限に達してしまいます。

特にtableタグを多用したレイアウトや、インラインCSSをふんだんに使ったデザインは、HTMLのコード量が膨れやすい構造です。CSSクラスを使い回す、不要なタグを削除するなどの工夫が必要です。

使用できないHTMLタグ

楽天ではセキュリティ上の理由から、一部のHTMLタグが使用できません。代表的なものはscriptタグやiframeタグです。使用禁止タグは楽天の規約で定められており、違反するとページが非表示になる場合があります。

2023年以降、楽天ではGOLD(外部HTML)の新規利用が制限されています。商品説明文はRMSの入力欄に直接記述する運用が基本になりつつあります。

スマートフォン用商品説明文(20,000バイト)の制約

スマホ用商品説明文の上限は20,000バイトです。PC用の352,000バイトと比べると大幅に少ないため、情報の取捨選択が求められます。

スマホ向けに必要な工夫

楽天の売上の7割以上はスマートフォン経由です。PC用ページをそのままスマホに流用すると、表示が崩れたり、制限に収まらなかったりします。

  • テーブルレイアウトは避け、縦並びのシンプルな構成にする
  • 画像はPC用より小さいサイズに最適化する
  • HTMLタグの記述を最小限に抑え、バイト数を節約する
  • 最も重要な情報(商品の特徴、価格メリット)を先頭に配置する

スマホ用の説明文を別途作成するのは手間ですが、売上への影響を考えると対応は必須です。

制限を超えた場合の挙動

各フィールドの上限を超えて入力しようとすると、以下のような挙動になります。

商品名・キャッチコピーの場合

RMSの入力画面でエラーが表示され、登録が完了しません。エラーメッセージには「文字数が上限を超えています」といった内容が表示されます。

商品説明文(バイト数)の場合

バイト数超過もRMS上でエラーになります。ただし、CSVアップロードで一括登録する場合、バイト数チェックが入力画面より緩いケースがあります。この場合、登録できても表示が途中で切れる、レイアウトが崩れるといった問題が発生します。

対処法

  • 事前にテキストエディタやバイト数カウントツールで文字数・バイト数を確認する
  • HTMLの圧縮ツール(不要な空白・改行を除去)を使ってバイト数を削減する
  • 画像で情報を伝え、テキスト量を減らす(ただし検索対象にならない)

各モールごとの文字数制限の違いは、EC多店舗展開の管理ノウハウで比較表にまとめています。

📌 最新情報のチェックを忘れずに

料金プラン・手数料・機能は随時更新されます。実際に導入・申込を検討する際は、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

よくある質問

Q. 商品名の255文字は全角・半角どちらでカウント?

全角・半角ともに1文字としてカウントされます。255文字の枠内で全角と半角を組み合わせて使えます。

Q. 楽天GOLDとRMS直接入力の違いは?

楽天GOLDは独自のHTMLページをサーバーにアップロードして表示する方式です。文字数制限を気にせず自由なページが作れましたが、2023年以降は新規利用が制限されています。現在はRMSの入力欄に直接記述する方法が主流です。

Q. 商品説明文のバイト数を簡単に計測する方法は?

RMSの入力画面にはバイト数の表示機能があります。また、外部のバイト数カウントツールを使う場合は、EUC-JPエンコーディングでの計算結果を参考にしてください。

Q. Yahoo!ショッピングの文字数制限と楽天の違いは?

Yahoo!ショッピングでは商品名の上限が75文字と、楽天の255文字と比べて大幅に短いです。同じ商品を両方に出品する場合は、モールごとに商品名を最適化する必要があります。詳しくはYahoo!ショッピングの商品名攻略法をご覧ください。

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まとめ

楽天市場の文字数・バイト数制限は、フィールドによって計測方法が異なります。商品名とキャッチコピーは「文字数」、商品説明文は「バイト数」で管理されている点を理解しておきましょう。

特にスマホ用商品説明文の20,000バイトは制約が厳しいため、HTMLの記述を効率化する工夫が大切です。制限値は楽天の仕様変更で変わる可能性があるため、RMSの公式マニュアルで定期的に確認してください。

売れる商品説明文の書き方については、商品説明文の書き方7つのコツも参考にしてください。

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